最近思うこと

最近世の中の変化というか世相というかが目まぐるしい。
特にインターネットが跋扈(ばっこ)していて、人の頭がそれについていけてない。特に高齢者にとっては、ネットは何なのか、何が楽しいのか、どうやって操作したらいいのかなどが、わけが分からないと思う。
そしてセキュリティコードやパスワード、暗証番号というものも、お年寄りに対するいじめともいえる。
覚えやすい番号、例えば生年月日などは、他人に推測されやすいので禁止となれば、なおのこと覚えられない。そんな不規則な番号や暗号を老人の記憶力で覚えていられるわけがない。5分後には忘れます。
ある種のいじめであり、ハラスメント、ひいては拷問である。
IT(インターネットテクノロジー)の進歩によるハラスメント、略してアイハラ…。

そして老人だけでなく40代前半の自分にとってもこのITが便利なようで面倒くさいと思える。そしてうさんくささを覚える。
それは詰まる所、人間の思考の処理速度を圧倒的に上回っているコンピューターの計算速度が、人間の持つリズムに全くあっていないことによる、不調和によるものではないだろうか?
人は自分の処理速度で捉えられるものを心地よいと常に無意識に思っていて、自然に囲まれたり、鳥や虫の声を聞いたり、川の流れる音を聞いたりして心地よいのは、人間の処理能力が追いつく現象であるから、それがシンクロして心地良いといえるのではないか?

そしてAIが今話題になっていますが、私は今のところ自分とは関係ないんではないかと思っているんですが、どうなんでしょうか?

人間、動物の持つ欲求というのは、時に思考を凌駕することがある。欲求の前に理屈は無力となることがある。人間は動物のなかでも理性的である。しかし状況によっては、理性や自制心が効かない場面に僕たちは何度も遭遇している。そういうことを考慮にいれずに人間を語ることはできない。人間の欲を消すことは不可能だ。
だからこそ、人の心の中にある理性と欲求とのせめぎ合いのなかで、自制したり、努力したり、諦めたりすることは人間の身近で普遍的なテーマなのではないか?
AIがどうのこうの、ということを話題にする前に、もっと人間の心や感情、欲求といったものを、より深く研究し続けることはとても大切なことではないだろうか。

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